頑張っているのに結果が出ない。

原因と結果の法則に隠された秘訣とは?

 

以前に私がスピリチュアルや自己啓発、成功哲学にハマっていたとき、

ありとあらゆるノウハウや情報を知っては実践していました。

 

たとえば「引き寄せの法則」や「思考は現実化する」とかモチベーションアップとか、

もっと言えば、正しい参拝法や祈願法、成功呪文の使い方など、

スピリチュアルなものも含めて知りうるものすべてです。

ありとあらゆるセミナーにも通いました。

 

そもそもなぜ私がそうしたのかと言うと、

とにかく成功したかったからです。

もっと言えば「一発逆転を狙って、楽に、

かつ確実に何とかしたい」という気持ちがありました。

今となっては恥ずかしい限りですが、当時は本気でそれを望んでいました。

 

もちろん、すべての人がそのような目的で

スピリチュアルや自己啓発に関心を持つわけではないです。

純粋な気持ちと関心から興味を持ち、情報を知り、

ノウハウを実践すると思いますし、

そこから心や思考の癒しや安らぎを得ることが多いと思います。

 

しかしながら、癒しや安らぎが目的であったとしても、

(または私のように具体的な成果が目的だったとしても)、

何かしらの「結果」を求めるのは同じです。

 

幸せになりたいとか、豊かになりたいというのは目的であり、

その結果を手にしたいことに変わりません。

そして、思い思いに「良い」と思ったことを大切にし頑張ります。

 

でも結果が出ない。実現しない。

 

当時の私はこれが不思議でした。

頑張っているのに結果が出ない。というか、

状況はもっと悪くなっていたからです。

 

たとえば引き寄せの法則で結果が出たという実績や、

成功哲学を実践して結果が出た人が語るノウハウを

そのまま実践しているわけですから、

結果に違いが出るのが不思議だったわけですが、

 

そうなると、もっとリアルにイメージしよう、

理想を手放せていないから、宇宙を信じていないから、

実は「欲しい」という現実を引き寄せているからといった答えが返ってきます。

 

本当にそうなのでしょうか?

 

そんな時に始まったのが祖父との対話で、当時祖父はこう言いました。

脳と心理の関係は興味深いです。

 

誰もが知っている「原因と結果の法則」に例えるなら、

結果はあくまでも結果だから、結果に直結する「原因」が大切だと思ったり、

その「原因」が思考したりイメージすることだとも考えたりする。

これは間違っていない発想なんだけど、原因は作用を起こさないだ。

 

たとえば、部屋を明るくしたいと思ったとしようか。

そこで「キレイな電球を付ければイイかも」と思った。

これは「原因」だよね。でも原因だけでは部屋は明るくならない。

だから原因と結果の法則とは、

【原因と「正しいプロセス」と結果の法則】ということになる。

 

でも不思議なことに「原因」と「正しいプロセス」がちょっとズレることが多い。

もちろん、誰でも電球のソケットを見ながら

「明るい電球で部屋が明るくなったこと」をとイメージしても

部屋が明るくはならないのは分かるから、

まずは理想の電球を買ってくる。

ただ、「買ってくる」という行為は正しいプロセスになるが、

それをソケットに付けなかったり、

ソケットに付けてもスイッチを入れないようなことがあるわけ。

 

どういうことかと言うと、

理想の実現のために最後までやり切らないことが多いってこと。

じゃあ「最後までやり切る」とはどういうことなのか? 

それは、プロセスをしっかり考えることであって、

つまりは「段取りをしっかり把握して一つひとつ押さえていこう」ってことになる。

難しいことではないんだ。

 

そして問題はここからで、

どんな理想も完成型でいきなりポン!っとは現実化しないのは分かるけど、

プロセスや段取りを把握していないと、

脳は「いつまで続けるの?」と不毛な行為を嫌うようになる。

 

脳って、良く言えば合理的で、悪く言うと飽きっぽいから。

そうなると、脳とは別に心理は「満足感」で不毛な行為を肯定するようになるんだ。

「これだけ頑張れば結果がでるだろう」とか「頑張っているのだから大丈夫」とか。

よって、結果を出すよりも、

「頑張る自分を支えるため」の情報やノウハウを模索し、実践するようになる。

 

何が言いたいのかと言うと、

原因は正しくても、プロセスの「目的」が途中で変わってしまい、

でもそれに気がつかないという落とし穴があること。

だから、理想実現のために頑張るのは大切だけど、

やっていることの「内容」や「段取り」を定期的に見直してみると、

コトは意外と簡単に変わるんだよ。

 

わしは、スピリチュアルや自己啓発に関心を寄せる人は皆、

真摯で、真面目で、愛情深くてステキな魅力を持っている人だと知っている。

だからこそ本質を捉えていって欲しいなと思うんだ。

せっかくの人生だもの、より良い人生を生きていきたいよね。

 

ここから祖父のレクチャーが始まりましたが、

思い返すと、当時の私はまさに「プロセスの目的」が原因からかけ離れていたわけです。

 

「段取りを押さえれば時間軸がわかる。

そうすると小さなマイルストーンができるから継続できる」

「原因と結果よりも【正しいプロセス】をしっかり逃さないこと」

 

その大切さは祖父との対話を通して学べたなかでも

大事なトピックの1つになっています。