なぜ「魂の掟」は引き寄せの法則を否定するの?
価値観のリスクについて。
今回はお問い合わせ頂いた質問を扱います(お問い合わせありがとうございます)。
<読者からの質問>
「魂の掟」を読みました。お祖父さんは引き寄せの法則やスピリチュアルノウハウを否定していますが、どうしてでしょうか? 私はこれらのノウハウにも効果があると信じています。頭ごなしに「違う!」と否定することに違和感を感じるんですが。
そして、「読んでいる本をすべて処分しろ!」とか、なぜそこまでお祖父さんは強要したんでしょうか?
<解説>
祖父が対話で引き寄せの法則を否定した最大の目的は、
引き寄せの法則や数々のスピリチュアルノウハウに執着していた私の「価値観」をぶっ壊すためでした。
なぜなら、当時の私は「引き寄せの法則さえ実践していれば夢は叶う」という考えを持っており、それが自分の思考や行動を決定付けてしまうほどの「価値観」となっていたからです。そして、その価値観が自分の視野を狭め、自己成長の障害になっていることすら分からなかったことが原因です。
そこで、話しを続ける前に【効果】について触れたいと思います。
これは、スピリチュアルノウハウを実践する目的とも関係してきます。
その目的は2つあり、①具体的な効果と、②精神的な効果です。
①具体的な効果とは、望んでいる理想がそのまま実現することを目的としている場合。
②精神的な効果とは、スピリチュアルノウハウ読んだり実践することで得られる「満足感・充実感」を目的としている場合。
なので、一度「なぜ引き寄せの法則やスピリチュアルノウハウを大事にするのか?」という【動機と目的を整理】することは大切です。
祖父が否定している言葉に「違和感を感じる」ならば、それはノウハウの正誤や真偽の問題以前に、それを純粋に大事したいなのかもしれません(②)。なので、もし②だった場合は、それを大切にすれば良いとなります。
でも、目的が①だった場合は少し話しが変わってきます。
話しを戻しますが、私は①を目的にしていました。
しかし、その実態は②が目的となり、満足感や充実感を得ることで単に自己安心していたのです。
いわゆる「成功本を読んで成功した気になっていた」だけで、その実は何も変わらなかったわけです。
変化を求めながらも変化しない自分に満足し、それでありながら「なぜ好転しないのだろう?」と疑問をもっては引き寄せを実践する。
この繰り返しでした。
そこで大切になるのが、【価値観のリスク】です。
たとえば、当時も私の周りにはたくさんのチャンスがあったのに、引き寄せたい現実が「完成形」として、そして「引き寄せ」という現象(引き寄せだと勝手に自分が思っている現象)で現実化すると思い込んでいたので、チャンスには一切気づかず、すべてのチャンスを逃していました。
価値観は現実への捉え方を変えます。良くも悪くもです。
これは脳機能とかの話しではなく、脳が現実を認識する前に【まず価値観がフィルターをかけた情報を「現実」と認識する】からです
別の言い方をすれば、【五感の感度・精度は、価値観(価値基準)を超えない】です。
こうなると、ノウハウの真偽や実践の正誤・度合いの話しではなくなってしまいます。
よって、まずは【自分の価値観の是正(チェック)が必要】で、引き寄せとか「思考は現実化する」といったことはその後の話しなのですね。
ですから、引き寄せの法則を大切にしたいならば、そして、それを信じるならば、そのスタンスを大切にされてください。ただ、結果が欲しいなら話が変わってくるからという話で、祖父はそれを知って欲しかったので、祖父らしいスパルタで「間違っている、捨てろ」と言ったわけです。